【講演1・感想】発達凸凹を活かそう!
【大阪 2016/6/12開催分】
当事者として、これまでどのようにして考え、取り組んでいけばいいかわかりませんでした。しかし、弱みが強みに転じる理由、問題解決の道、苦手を解決するための手順を聞き、アプローチ方法が見えた気がします。今日から、さっそく学んだことを活用して、問題解決に取り組んで行きたいと思います。わかりやすい説明をしていただき感謝しています。
「本人にやる気を出させるには、どうしたいいのか?」→「本人に」ここばかりを、どうしたらいいのかーと悩んでいたが、実は周囲のヤル気も大事なのだ、影響するのだというのが、”目からウロコ”でした。
「苦手を避ける」→苦手な部分については、置いておいて、それとは別に得意なところを…と、苦手な部分については”仕方がない”と考えが終わっていた。本人にあった苦手なことを解決するプロセスを探すという事を、もっともっと考えていきたいです。
何度か、しーたさんの講座に参加させていただいていますが、いつもしーたさんの実体験を例にしてくださるので、わかりやすさの度合いが本当にちがいます。ありがとうございます。今まで、「環境を整えること」と、分かっていても、枠にはめようと考えていたかもしれません。その枠か、一般的な湧くにあてはめようとしていたような気がします。
社会の中で生きる「普通」を学んでほしいと思う、知ってほしいと思いが、当事者の方をきゅうくつにさせてしまっていたのではないかと感じました。当事者の方が、自分なりの方法で、自分の課題に向き合われていたことがありました。
それは、傍から見れば、他者にも迷惑がかかってしまう内容だったので、どうなのか?と思うこともありましたが、結果的にその方は、対人面のスキルを身につけられました。今回の話とは少し離れてしまいますが、やろうと思ったことを見守ってあげる、サポートすることの大切さに気づきました。
でこぼこを埋めるのではなく、平均的にできていることを伸ばせれるようにすること、できない原因に目が向きがちですが、できることを伸ばす視点を、今一度、持ちたいと思いました。ありがとうございました。
改めて支援する側にとって、新しい、というか、本来わかっておくべき事を気づかされた気になりました。
弱みが強みに転じる理由について、利用者の方の就職をサービスとしている為、どうしても苦手な部分に目が行きがちで、従来からできている部分を更に伸ばそうという視点がおろそかになっていた事に気づきました。
ボルトさんの事例は、そういう意味でわかりやすかったです。
関連するかもしれないですが、ピグマリオン効果についても、我々の接し方自体のギモン視必要だと思います。課題点ばかり、先に聞かされることで(前の支援機関等に)そこに意識が集中してしまって、期待より不安でその人を見ていることが多くなってしまう事。ここも意識して、明日から取り組んで行きたいと感じました。
難易度の見方も現場に立ち、再度見直す必要があると思いましたし、設定の仕方も指標がなかったので参考になりました。
本当におもしろく、感銘を受けました。私は発達障害は「才能」であると思っています。
普段、接する支援者、専門家の中には発達障害当事者に対して、「(何も)できない人」「発達障害=しんどい(だけ)」という偏見がおおいにあると感じ、非常に違和感を持っています。当事者発の世間の偏見を根底からくつがえす様な、分析や再定義をもっとききたいです。という支援者目線を持ちながら、我が子の漢字や九九が苦手という原因に対する向き合い方が甘かったな…と反省もさせられました…。- 解決策を教えていただいて参考になりました。「まどわす」の言葉ひびきました。きっと愛があっての言葉なのでしょうが、まどわしてしまうのでしょうね。慎みましょう。
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